どうもすばるです。パウエルおじいちゃんはまたミスをしましたね。12月1日の発言で「インフレは改善し始めた、無理な金利の上げは行わない」と、期待されてるより全面的なハト発言を行い、「金利暴落」「株価爆上げ」を達成しました。
パウエルの大失態
①急なハト発言であった点

引用:https://jp.tradingeconomics.com/united-states/inflation-cpi
インフレの指数であるCPIの値はまだ7%台と非常に高い状態です。前回の指標も0.2%予想を下回る程度の値でした。
この状況で、ハト発言(緊縮ではなく緩和に取れる発言)を行う事により「市場に金余り(株価の上昇等)発生」、再度インフレが悪化する事が見込まれます。
②雇用統計で雇用が強く、時給の上昇、失業率が変わらない点

引用:https://www.ig.com/jp/market-news-and-analysis/non-farm-payrolls
市場に金が余りすぎて、物価の高騰が高止まりしてるのが現状です。
その状態で更に時給が上がり、失業率は変わらないデータが雇用統計にて示されました。
アメリカ経済はまだ強く、緊縮をしても耐えられる大チャンスでしたが、このタイミングでの発言により、強い状態でのソフトランディングを逃しました。
③株価が歴史的高水準状態に戻っている中で市場を牽制しなかった事
市場が一番恐れる〇〇ショックにならないように株価を上げすぎず、下げすぎないでソフトランディングしたいと言うFRBの一番の目標を無碍にしてしまいました。
この株価の高止まりで牽制を行わなかったため、再度金余り(株価上昇)を引き起こし、現状、株価は34000ドル代まで戻りました。
この状態でCPIなどで高いインフレデータが出てしまうと、無駄に楽観した投資家に凄まじいショックを与える事になり、歴史的な大暴落を引き起こす事でしょう。
パウエルはFRB議長として失敗したと考える
パウエルは正直に言って過去の失敗を繰り返そうとしています。
インフレ上昇中に金利を上げず、高すぎる値で急激な金利上昇をさせました。
それだけでも先見の明は全くないといえます。
さらにインフレが高止まりしてる状態で政策変更とも取れる発言を行ってしまいました。
結果として金利の大幅低下と株価の上昇というインフレを進める条件を再度揃えました。
今後の相場
2023年の相場はFRBが無能であるが故に非常に過酷な物になるでしょう。
また株を仕込みたい人間や暴落を望む人間にとって非常に魅力的な相場にもなるでしょう
具体的に言うと急激に金余り相場に戻してしまった直近のFRBの無能発言により、株価上昇、インフレ悪化が近い未来CPI(物価上昇率指数)で数字として出てくるからです。
その時に相場の過剰な楽観を補正する必要が出てきます。
そうなったら最後、ソフトランディングではなく各国を巻き込んだ大暴落を引き起こすでしょう。
ひとまずですが、私たちはチャンスを逃さないことが重要です。
株への投資は短期的な物に留めておく事を推奨します。金利水準と過去の株価データを見ればわかりますが、異常な割高相場です。
今、買うのは「安く買って高く売る」投資の鉄則と逆でしょう。
CPIなどのデータをみて短期的なな株売りをすることも推奨します。暴落相場の方が大きな利益を出せます。
その後はFRBの発言等を見つつ、年の後半にかけて買い場を探すのが良いでしょう
来年の相場が楽しみです。