どうもすばるです。今回はFXにおける環境認識の重要性について語っていきたいと思います。
環境認識は人によって違いますが、今回は実際に約7か月で80万程度から2000万稼げた僕自身の環境認識になります。
環境認識をするだけで勝率が飛躍的に上がります。
FXにおける環境認識とは何か
環境認識とは
テクニカルやファンダメンタルズを分析し、トレードの判断材料とする事
難しい単語を使いましたが、テクニカル(簡単に言えば、相場の動きを過去の例に当てはめる技術)とファンダメンタルズ(今の相場参加者の未来への展望)を使う事です。
重要なのはどちらも使う事で、どちらかの信者になってはいけません。
テクニカル分析
テクニカル分析はかなり色々な方法があります。今回僕が使うテクニカル指標は2つです。
①トレンドラインを引くテクニカル分析
かなり大きく意識するものです。
御覧の画像のように右肩上がりのラインを引く事でおおむねどこまで落ちるかを想像する事ができます。
トレンドラインの特徴
①おそらくすべてのテクニカル分析の中で最強
②大きい足ほど信頼度が上がっていきます。
【月足>日足>4時間足>1時間足>15分足>5分足>1分足】
テクニカル指標は「心理的な取引の動き」が重要になります。
100人のうち90人が知っているテクニカル指標は100人のうち5人しか知らないテクニカル指標より当たり前ですが意識されます。
意識されるテクニカル指標は実際に機能する事になるのでトレンドラインは最強です。
②一目均衡表を意識する
御覧の画像のように謎の白い部分(雲)に沿ってドル円のチャートが下から反発していると思います。
これは一目均衡表と呼ばれ、テクニカル指標の一つになります。
基本的にどのFX会社のアプリでも実装されている有名な指標であり、以下のような特徴を持っています。
一目均衡表の特徴
①各種足において大きな動きをした際に反発箇所になりやすい
②日足以上になるとかなりの確率で反発、反転する
この一目均衡表はかなり意識されるラインとなり、トレンドラインに続いて2番目に機能していると感じるテクニカルです。
同じく大きく意識されやすい一目均衡表は例えば損切の場所、利確の場所になったりするので意識する事が重要です。
一つだけ忘れてはいけないのは必ず機能するわけではなくあくまで意識されやすいということです。
テクニカルは過去から傾向を見出す方法
先ほど「トレンドライン」と「一目均衡表」についてお話ししました。
なぜ、この二つに絞ったかというと僕が一番勝率が良いと思っている指標だからです。
この他にもエリオット波や移動平均線などの意識されるものがありますが、個人的には「出現頻度」が少ないので取引ではなかなか使いずらいものがあり今回は紹介しませんでした。
テクニカルは過去の蓄積なのである程度の優位性として強い味方になってくれます。
万人が意識するような有名なテクニカル指標はFXで勝つのに必ず必要になりますので是非覚えてください。
ファンダメンタルズ分析
ファンダメンタルズ分析は取引参加者の精神状況を判断し未来の取引材料にする手法です。
市場のテーマを追うこと
かなり重要な要素として、市場のテーマを追うことが上げられます。
例えば2022年であれば【アメリカの利上げ・インフレ】であったり【イギリスの財政・政局不安】、【ウクライナ戦争】などが上げられます。
アメリカの利上げ・インフレが原因でテクニカル的にはドル円が買われすぎる事態になっているのは話題になっていますね。

一年で20%も法定通貨が上がる異常事態
またウクライナ戦争などはユーロなどの不安定につながり、原油価格などにも影響を及ぼし結果としてアメリカのインフレを進める一因にもなりました。
このように市場は今どんな事に関心を持っているのだろう?という点がテクニカル的な指標とは別の観点で必要となります。
また市場がどのような精神状態であるかも図る事はできる指標があります。
VIX指数
市場の精神状態を図るものにVIX指数と呼ばれるものがあります。
VIX指数が高ければ高いほど市場の人間が恐怖をしている状況になります。
高い時は暴落などの激しい動きがしやすいといわれています。
逆に株式などはある程度高くなると逆張りの買いを入れたりする事で後々VIX指数が下がった時に勝てるといった買い増しの指標になっていたりもします。
このVIX指数を監視する事で、今の市場は楽観的なのか、恐怖を覚えているのかを認識する事ができます。
ファンダメンタルは未来を予測するのに重要な要素
ファンダメンタルは今市場がどのように考えていて将来どのように動いて行きたいのかをある程度予想できる指標になります。
特にテーマは重要で、ドル高(インフレ)がテーマの時はどんな指標結果でもドル高になるという理解できない動きをしていました。
またドル安(インフレが止まり利下げするのでは)となっている今は、どんな指標結果でもドル安・株高になっています。
このように今のテーマが何かを理解することで、意味不明な動き(テクニカルや指標結果を無視した動き)を飲み込めるようにしましょう。
前日の株価の動き方
テクニカル分析に近いですが、前日の株価がどう動いていたかからもファンダメンタルズ分析が可能です。
かなり経済的に良い指標や発言が出たのになぜか上がらない、逆に悪い発言が出たのに上がりすぎる等が起こった場合は市場参加者が強気・弱気であると判断する事ができます。
テクニカル的には買いであっても、前日の株価の動きが良くなかったりすると控えるなどの組み合わせをする事ができます。
一つだけ忘れてはいけないのは、ファンダメンタルズだけで取引すると市場心理をそのまま反映する(大多数側に回ってしまう)ので、負けやすくなります。
あくまでファンダメンタルズを把握しながら、テクニカル的なポイントで買うかどうかの判断の材料とすべきです。
まとめ
簡単に言えば環境認識は今おかれている状況を理解しトレードの材料にする事であり、環境認識をしないでトレードをする事は自殺行為です。
今回はかなり簡単にまとめさせていただきましたが、かなり参考にしていいと思っています。
自意識過剰なわけではなく、個人的にかなり効果を意識する事が出来ているためです。
「テクニカル×ファンダメンタルズ」は必ず組み合わせて使うべきで、どちらにも優位性がありますので参考にしてみてください。
さらに上位の考え方については別記事にてまとめます。
次回は資金管理について語っていきたいと思います。